▲イラスト=UTOIMAGE
中国の有名な火鍋チェーン店で、10代の来店客2人が鍋に放尿するという事件があった。店の衛生面を懸念する声が高まると、店側は問題を起こした客2人に対し、法的措置を講じると明らかにした。
グローバルタイムズなど現地メディアが10日、報じた。それによると、事件は先月24日、上海市内の火鍋チェーン店「海底撈」で発生。別の地域から旅行で上海に来ていた17歳の少年2人が個室で食事を終えた後、鍋に放尿したとい..
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中国の有名な火鍋チェーン店で、10代の来店客2人が鍋に放尿するという事件があった。店の衛生面を懸念する声が高まると、店側は問題を起こした客2人に対し、法的措置を講じると明らかにした。
グローバルタイムズなど現地メディアが10日、報じた。それによると、事件は先月24日、上海市内の火鍋チェーン店「海底撈」で発生。別の地域から旅行で上海に来ていた17歳の少年2人が個室で食事を終えた後、鍋に放尿したという。
2人はこの様子を自ら撮影し、SNS(交流サイト)に投稿。すると動画はあっという間に拡散された。動画には、靴を履いたままテーブルの上に乗っている男性が、火鍋の鍋に向かって放尿する様子が映っており、撮影者はこれを笑いながら見ているようだ。
上海市の公安局は今月6日「何者かが火鍋に小便をした」という内容の通報を受け、捜査に乗り出した。2人は酒に酔ってこのような行動を取ったという。警察は既に、2人に対して行政勾留処分を下した。
しかし店側はイメージに大きく傷を付けられた。インターネットでは、店側の管理や衛生問題を指摘する声が上がり、不買運動に言及する人もいた。これに対し、店側は「事件が発生した店舗の全ての食器と設備を交換し、店内の消毒を完了させた」として「非倫理的かつ違法な振る舞いを強力に糾弾する」との立場を発表した。店側は2人を告訴する方針だという。
中国では2023年10月にも、山東省の青島ビール3工場で労働者がビールの原料に放尿する「放尿動画」が出回り、世界的に波紋を呼んだ。これによって、中国の4大ビールといわれる青島ビールは「小便ビール」と烙印を押され、会社の時価総額が上海株式市場でわずか二日で1兆ウォン(約1016億円)以上蒸発した。
チェ・ヘスン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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