【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が新型コロナウイルス禍以降5年ぶりに再開した西側諸国からの団体観光客の受け入れを突然中止したことが、5日分かった。
AFP通信などによると、中国・北京にある北朝鮮専門旅行会社「高麗ツアーズ」はこの日、ホームページとフェイスブックで「(北朝鮮北東部の)羅先への観光が一時的に閉鎖されたという通知を受けた」と明らかにした。
同社は「これは前例のない状況だ。状況を把握するために..
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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が新型コロナウイルス禍以降5年ぶりに再開した西側諸国からの団体観光客の受け入れを突然中止したことが、5日分かった。
AFP通信などによると、中国・北京にある北朝鮮専門旅行会社「高麗ツアーズ」はこの日、ホームページとフェイスブックで「(北朝鮮北東部の)羅先への観光が一時的に閉鎖されたという通知を受けた」と明らかにした。
同社は「これは前例のない状況だ。状況を把握するために努力しており、新たな知らせが入り次第アップデートする」と説明した。
ニュージーランド人が北京に設立した北朝鮮専門旅行会社「ヤング・パイオニア・ツアーズ」も、ホームページで「パートナーから現在羅先観光が一時中断されたと聞いた」と伝えた。
スペインに本社を置く「KTGツアーズ」の関係者も、羅先観光が中断されたとした上で「理由も、(観光中断が)どれほど続くかも分からない」と述べた。
北朝鮮は新型コロナウイルスの流入を防ぐため2020年1月に国境を全面封鎖して以降、23年9月に初めて外国人の入国を許可したが、団体観光客はロシアに限って受け入れてきた。
その後、先月末から西側諸国の団体観光客に羅先経済特区を開放。旅行会社を通じてフランス、ドイツ、英国などから同地を訪れた観光客の感想がメディアで報じられた。
聯合ニュース
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