【TV朝鮮】(アンカー)
韓国中央選挙管理委員会の採用実態に対する監査院監査結果が発表され、波紋を呼んでいます。選管の採用不正が初めて浮き彫りになって以降、国会は十数回も親族関係にある職員の現況を要求しましたが、選管がうその答弁をしていたことが明らかになったためです。いったいどのように国会をだましたのでしょうか。イ・チェヒョン記者の独自取材です。
(記者リポート)
2022年3月、選管の採用不正疑..
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【TV朝鮮】(アンカー)
韓国中央選挙管理委員会の採用実態に対する監査院監査結果が発表され、波紋を呼んでいます。選管の採用不正が初めて浮き彫りになって以降、国会は十数回も親族関係にある職員の現況を要求しましたが、選管がうその答弁をしていたことが明らかになったためです。いったいどのように国会をだましたのでしょうか。イ・チェヒョン記者の独自取材です。
(記者リポート)
2022年3月、選管の採用不正疑惑が初めて浮上すると、国会は選管に親族採用統計を要求しました。
その後、少なくとも11回の要求がありましたが、中央選挙管理委員会は「職員の親族関係情報を別途に保管しておらず、提出できない」「関連情報がない」などの理由で拒否した、と監査院では述べています。
これは事実と異なるものであることを監査院では突き止めました。
監査院によると、選管は2021年12月に「選管の親子関係職員現況」という資料を作って保管しており、2022年4月には一度、更新もしました。
これにより、選管では2022年当時、キャリア採用された職員の子女が少なくとも16人いたことを把握していましたが、これを少なくしていたことも監査院は解明しました。
(金教興〈キム・ギョフン〉行政安全委員会委員長)=2023年6月=
「(資料を)出さないのはなぜですか」
(許鉄薫〈ホ・チョルフン〉中央選管事務総長職務代行)=2023年6月=
「(職員個人が情報提供に)同意しておらず、全数調査から除外されている方が多数います」
国会では「選挙シーズンになると、選管の方が議員たちにとって立場が『上』になるため、国会の要求に非協力的なのだろう」と指摘する声があります。
選管のキム・セファン元事務総長が退職後、仁川市江華郡守(郡の首長)出馬のため、国民の力に候補登録をしたことについても物議を醸していますが、国民の力の朱晋佑(チュ・ジンウ)議員は「優勢地域なので登録しただけだ。審判が選手をやりたいと言い出したものだ」と指摘しました。TV朝鮮、イ・チェヒョンがお伝えしました。
(2025年3月3日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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