▲イラスト=UUTOIMAGE
米国のホワイトハウスの取材を担当するZ世代(1990年代半ば-2010年代前半に生まれた世代)の記者が、露出度の高い大胆ファッションで話題を集めている。ホワイトハウスの報道官としては過去最年少のキャロライン・レビット氏(27)より4歳も若いこの記者は、これまで華やかなファッションでSNS(交流サイト)を中心に話題になっていたが、その装いのままホワイトハウスの記者室に入室し、出勤初日から有名人にな..
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米国のホワイトハウスの取材を担当するZ世代(1990年代半ば-2010年代前半に生まれた世代)の記者が、露出度の高い大胆ファッションで話題を集めている。ホワイトハウスの報道官としては過去最年少のキャロライン・レビット氏(27)より4歳も若いこの記者は、これまで華やかなファッションでSNS(交流サイト)を中心に話題になっていたが、その装いのままホワイトハウスの記者室に入室し、出勤初日から有名人になったと米メディアは紹介した。しかし、あまりに自由過ぎるファッションに眉をひそめる声もある。
話題になっているのはポッドキャスト「ウォールーム」所属のナタリー・ウィンターズ記者(23)。「ウォールーム」は、第1次トランプ政権でホワイトハウスの首席戦略官だったスティーブ・バノン氏が運営するポッドキャストだ。トランプ氏の支持者であるウィンターズ記者は、19歳の時からこのポッドキャストに出演しているという。第2次トランプ政権が記者室の門戸を大幅に開放し、ネットメディアやインフルエンサー(影響力のある人物)なども入れるようになったことで、ウィンターズ記者もホワイトハウスに出入りするようになったが、胸の部分が大きく開いたトップスやミニスカート姿で出勤するため物議を醸している。
ウィンターズ記者が自身の出勤スタイルの写真をSNSにアップするとともに「私は公式なホワイトハウスの特派員」などと書き込んでいるため、それが論争を増幅させているとの指摘もある。このような写真には「ホワイトハウスのブリーフィイングに適切ではない服装だ」「ホワイトハウスは高校ではない」「保守は過激な露出をしない」「専門性が足りないように見える」などと批判的なコメントがあふれている。
英紙テレグラフは最近「肩まで伸びた金髪に白いミニスカートを履いたウィンターズは、ホワイトハウスで『道に迷ったチアリーダー』と間違えられかねない数少ない担当記者の一人」とつづった。古株のジャーナリストの中には「ウィンターズ記者はフーターズ(HOOTERS)の店員のようだ」と指摘する人もいた。フーターズとは、女性店員が露出度の高い制服を着ていることで有名な米国のレストランチェーンだ。
米メディアによると、トランプ大統領の支持層は、ウィンターズ記者をバービー人形になぞらえて「バービー記者」という愛称でも呼んでいるという。ウィンターズ記者はこの騒動を楽しんでいる様子だ。SNSには「彼ら(批判者たち)はこれ以上私たちを検閲することができないため、私の服を攻撃しながら(私の)信頼度を落とそうとしている」とつづった。
ワシントン=朴国熙(パク・ククヒ)特派員
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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