▲同志社大学で行われた尹東柱への名誉博士学位授与式に出席したおいの尹仁石・成均館大学名誉教授。16日撮影。/京都=成好哲・東京支局長
詩人で独立運動家だった尹東柱(ユン・ドンジュ)=1917-1945=が16日、生前に在学していた日本の同志社大学(京都市)から名誉文化博士の学位を贈られた。この日は福岡刑務所で尹東柱が殉国してからちょうど80年だ。同志社大学の礼拝堂で行われた名誉博士号授与式には、韓国と日本から約200人が出席し、会場の席を埋めつくした。授与式の後、同大学のキャンパスにある尹東柱の詩碑の前で、没後80年の追悼式が..
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▲同志社大学で行われた尹東柱への名誉博士学位授与式に出席したおいの尹仁石・成均館大学名誉教授。16日撮影。/京都=成好哲・東京支局長
詩人で独立運動家だった尹東柱(ユン・ドンジュ)=1917-1945=が16日、生前に在学していた日本の同志社大学(京都市)から名誉文化博士の学位を贈られた。この日は福岡刑務所で尹東柱が殉国してからちょうど80年だ。同志社大学の礼拝堂で行われた名誉博士号授与式には、韓国と日本から約200人が出席し、会場の席を埋めつくした。授与式の後、同大学のキャンパスにある尹東柱の詩碑の前で、没後80年の追悼式が開催された。
遺族を代表して学位証書を受け取ったおいの尹仁石(ユン・インソク)成均館大学建築学科名誉教授は「おじは空の上で学位を授与されたことを聞き、最も喜んでいるはずだ」と語った。さらに『序詩』の一節を引用し「この地に生きる私たちが互いに思いやりながら、与えられた道を共に歩み、空を仰いで死ぬ日まで一点の恥なく生きることが、おじが願っていた道だと思う」と述べた。尹仁石教授はまた「この学位が、詩が属する『文学』ではなく、一時代の人間社会全般を含む『文化』分野の学位だという点が、より意義深く感じられる」と語った。
同志社大学は、延禧専門学校(延世大学の前身)を卒業した尹東柱が1942年4月に東京の立教大学英文科に進学した後、同年10月に編入した大学だ。同志社大学英文科に通っていた尹東柱は1943年7月、朝鮮独立を扇動したという容疑で日本の警察に逮捕され、翌年に治安維持法違反の罪で懲役2年の判決を受けた。その後、福岡刑務所に収監され、1945年2月16日に獄中で殉国した。
同志社大学の小原克博学長は「尹東柱の作品は、日本による統治の時期かつ戦時中という特殊な状況で書かれたが、彼の詩が生み出す普遍的な力は国や時代の違いを超える」として「わが大学は歴史の中に尹東柱がいたということを忘れない」と述べた。授与式で祈祷文を読み上げた同大学キリスト教文化センターの和田喜彦所長は「同志社大学は当時の時代の流れに抵抗できず、尹東柱という一人の学生の大切な命を守れなかった」「この事実を重く受け止め、心から遺憾の意を表する」と述べた。
授与式の会場を訪れた日本人のセンガ・シンザブロウさん(77)は「アジアの歴史を学ぶ中で尹東柱を知り、日本語に翻訳された詩集『空と風と星と詩』を買って読んだ」として「監獄で尹東柱を死に追いやった日本は本当に誤っていたし、(韓国の人々に対して)とても申し訳ない気持ちだ」と話した。
京都=成好哲(ソン・ホチョル)東京支局長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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