韓国産業通商資源部(省に相当)の関係者が6日、政府世宗庁舎の同部記者室で行った非公式会見で、「大王クジラ(シロナガスクジラ)有望構造」と命名された東海深海ガス田の有望構造探査ボーリングに関して「ガスの兆候が一部あったことを確認したが、経済性を確保できる水準ではなかった」と明らかにした。有望構造とは、石油・ガスが存在すると予想される地質構造のことだ。
ただし、この関係者は「(2021年12月に生産..
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韓国産業通商資源部(省に相当)の関係者が6日、政府世宗庁舎の同部記者室で行った非公式会見で、「大王クジラ(シロナガスクジラ)有望構造」と命名された東海深海ガス田の有望構造探査ボーリングに関して「ガスの兆候が一部あったことを確認したが、経済性を確保できる水準ではなかった」と明らかにした。有望構造とは、石油・ガスが存在すると予想される地質構造のことだ。
ただし、この関係者は「(2021年12月に生産を終了した)蔚山沖の東海ガス田をはじめ、南米ガイアナ海底油田・ノルウェーの北海油田でも何回もの探査・ボーリングの末に油田開発に成功した」と強調した。資源開発の過程は七転八起のチャレンジ精神が必要だということに言及したものだ。
政府は今回抽出した試料の資料やデータを、専門機関を通じて精密分析する考えだ。
大王クジラ有望構造など東海の深海にある七つの有望構造のうち、あと六つの有望構造に対する資源探査開発も続けていく方針だ。
ユン・ヒフン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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