務安空港事故の検証、1カ月で確認できたのはトモエガモとの衝突のみ

2025/01/27 11:25

韓国政府が現場鑑識報告書を発表 機長と副操縦士の会話内容も明らかに

▲済州航空旅客機事故から7日が過ぎた4日午後、全羅南道の務安国際空港の事故現場でクレーンに引き上げられる済州航空7C2216便のエンジン。このエンジンはローカライザー(着陸誘導システムの方位角装置)の盛土に埋まっていた。/ニュース1

 全羅南道の務安国際空港で衝突事故を起こした済州航空旅客機の両主翼のエンジンから渡り鳥「トモエガモ」の羽毛や血痕が発見された。

 韓国国土交通部(省に相当)航空鉄道事故調査委員会は25日、事故調査報告書を公表した。報告書で調査委は「空港の監視カメラから、事故機は復行(ゴーアラウンド)の際に鳥と接触していたことが確認された」と明らかにした。トモエガモは全長40センチ、翼の幅が21センチほどの冬の渡り鳥..

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