『帝国の慰安婦』朴裕河名誉教授、民事控訴審で勝訴

2025/01/23 11:05

ソウル高裁「表現の自由を認めるべき」

 著書『帝国の慰安婦』で日本軍慰安婦被害者の名誉を毀損(きそん)したとして起訴され、その後、無罪が確定した朴裕河(パク・ユハ)世宗大学名誉教授(67)。その朴名誉教授が、民事訴訟でも「慰安婦被害者らに賠償する責任はない」という判決を受けた。学問的記述は裁判所ではなく学界・社会が評価する領域であって、学者の表現の自由は幅広く認められなければならない-という趣旨だ。

 ソウル高裁民事12-1部(裁判長:..

続き読む