【TV朝鮮】(アンカー)
今日の弾劾審判では、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領側が「不正選挙の状況」だとする複数の事例を取り上げました。非常戒厳宣布は正当だという主張の一環でしたが、国会側は裁判所に「疑惑提起を制限してほしい」と要請しました。すると、尹大統領は自ら「ファクトチェックの見地からだ」と反論したとのことです。双方の攻防をチュ・ウォンジン記者がお伝えします。
(記者リポート)
尹大統領側は..
続き読む
【TV朝鮮】(アンカー)
今日の弾劾審判では、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領側が「不正選挙の状況」だとする複数の事例を取り上げました。非常戒厳宣布は正当だという主張の一環でしたが、国会側は裁判所に「疑惑提起を制限してほしい」と要請しました。すると、尹大統領は自ら「ファクトチェックの見地からだ」と反論したとのことです。双方の攻防をチュ・ウォンジン記者がお伝えします。
(記者リポート)
尹大統領側は2020年の第21代国会議員総選挙時、仁川市延寿区のある投票所で「管理官印」がつぶれた投票紙が1000枚以上出てきたと言いました。
このうち「294票は1文字も識別できず、結局無効票として処理された」と言いました。
また、「再集計が行われた6カ所で新札の束のように硬くまとまった投票用紙の束が数え切れないほど出てきた」とも言いました。
「復元機能のある紙」という中央選挙管理委員会の釈明について、そのような紙はないとも言いました。
(都泰佑〈ト・テウ〉弁護士 /尹大統領側代理人団)
「投票用紙を鑑定した専門家は『そのような紙はどこにもありません』と証言しました」
国会側は不正選挙だとの主張について「民主主義を害する恐れのある無責任な疑惑提起だ」とし「関連証拠申請は適切に制限してほしい」と裁判所に要請しました。
(キム・ジンハン弁護士 /国会代理人団)
「これ以上の選挙不正疑惑の提起、そしてそれに関する証拠申請は適切に制限していただくよう要請いたします」
すると、尹大統領が自ら声を上げ「不正選挙を捜し出すのではなく、選管のシステムを点検しようというものだ」と述べました。
(尹大統領)
「選挙が全て不正なので信じられない…そうした陰謀論を提起しているのではなく、ファクトチェックをしようという見地だったことをご理解いただけるようお願いします」
尹大統領側は「不正選挙」関連で氏名不詳の投票管理員らを証人として申請しました。TV朝鮮、チュ・ウォンジンがお伝えしました。
(2025年1月21日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com