◇尹大統領 弾劾審判弁論に初出席
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は21日、憲法裁判所が尹大統領を罷免するかどうかを判断する弾劾審判の3回目の弁論に出席し、「これまで公職生活をし、自由民主主義という信念一つを持って生きてきた」として、「憲法裁も憲法守護のため存在する機関であるだけに、裁判官の皆さんがしっかり調べてくれることを願いたい」と述べた。尹大統領が弁論に出席したのは初めて。
◇弾劾審判で尹氏側 ..
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◇尹大統領 弾劾審判弁論に初出席
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は21日、憲法裁判所が尹大統領を罷免するかどうかを判断する弾劾審判の3回目の弁論に出席し、「これまで公職生活をし、自由民主主義という信念一つを持って生きてきた」として、「憲法裁も憲法守護のため存在する機関であるだけに、裁判官の皆さんがしっかり調べてくれることを願いたい」と述べた。尹大統領が弁論に出席したのは初めて。
◇弾劾審判で尹氏側 布告令「執行の意思なかった」
尹大統領を罷免するかどうかを判断する憲法裁判所の弾劾審判の第3回弁論が開かれた。尹大統領側弁護団の車基煥(チャ・ギファン)弁護士は「非常戒厳」宣言に際して発表された布告令について、形式的なものであり実際に執行する意思はなく、政治家の逮捕や射殺などの指示も事実ではないと主張した。車氏は「布告令は戒厳の形式を整えるためのものであり、執行する意思がなかったし、執行することもできないものだった」とし、「執行の具体的な意思がなかったため実行する計画もなく、布告令を執行する機構の構成が全く含まれていなかった」と説明した。
◇国会側 尹氏の「司法システム否定が暴動招いた」
尹大統領を弾劾訴追した国会側の代理人団共同代表を務める金二洙(キム・イス)弁護士は、憲法裁判所で開かれた弾劾審判の第3回弁論に先立ち、「尹大統領は元日に(自身の支持者ら)デモ隊に対し『皆さんと最後まで戦う』とメッセージを出して以来、一貫して司法システムを否定している」と指摘したうえで「迅速な弾劾審判による大統領の罷免が崩れゆく法治主義回復のための近道」との立場を示した。金氏は、尹氏が自身を支持する勢力を「愛国市民」として扇動しているとし、尹氏による司法システムの不正行為が今月19日にソウル西部地裁で起こった同氏支持者らによる暴動につながったと主張した。
◇前国防相 布告令作成したパソコン破壊と供述
尹大統領が宣言した「非常戒厳」を巡り、内乱などの罪で起訴された金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官が検察の取り調べに対し、政治活動などを禁じる布告令を作成したノート型パソコンを破壊するよう側近に指示したという趣旨の供述をしたことが分かった。パソコンを破壊した大統領室の行政官は検察の調べに、金氏の指示を受けハンマ―でパソコンや携帯電話を壊したと供述したという。
◇旧正月連休に3484万人が移動へ 2割は旅行に
旧正月(今年は1月29日)連休前後の1月24日から2月2日の10日間に約3484万人が帰省や旅行などで国内外に移動する見通しであることが分かった。国土交通部はこの10日間を特別交通対策期間に指定し、高速道路の路肩の一部を開放して渋滞を緩和させるほか、バスや鉄道など公共交通機関を増便するなどして円滑な移動を支援する一方、安全管理を強化する方針だ。また国民の20.2%は、旧正月の連休期間中の旅行を計画していることが分かった。国内旅行が87.7%、海外が12.3%だった。
聯合ニュース
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