韓日3度目の乙巳年【コラム】

2025/01/19 07:00

1965年の国交回復後の韓日関係 過去の傷跡の克服に努めたが 過去史の陰影が依然として根強い 今後60年で共に解決していくべき

▲写真=UTOIMAGE

 大韓帝国最後の皇太子李垠(イ・ウン)は、乙巳勒約(いっしろくやく、1905年の第2次日韓協約)から2年後の1907年、日本に人質として連れ去られ、56年後の1963年に永久帰国した。日本は緊急閣議を開き、年老いて帰国する昔の人質に餞別(せんべつ)金として5万ドル(現在のレートで約790万円)の支給を決議した。2年後の1965年、両国は2度目の乙巳年を迎え、国交を回復した。国交正常化後、日本が他の..

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