▲写真=UTOIMAGE
2024年のミス・ユニバース世界大会にアルゼンチン代表として出場した女性が、大会のやらせ説を主張し、王冠を剥奪された。ラテンタイムズなどが7日(現地時間)、報じた。それによると、昨年11月にメキシコで開催された「第73回ミス・ユニバース世界大会」でベスト12に入ったアルゼンチン代表のマガリ・ベネハムさん(30)は先ごろ、ユーチューブのライブ配信で「爆弾発言」をした。
ベネハムさんは、5位を発表す..
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2024年のミス・ユニバース世界大会にアルゼンチン代表として出場した女性が、大会のやらせ説を主張し、王冠を剥奪された。ラテンタイムズなどが7日(現地時間)、報じた。それによると、昨年11月にメキシコで開催された「第73回ミス・ユニバース世界大会」でベスト12に入ったアルゼンチン代表のマガリ・ベネハムさん(30)は先ごろ、ユーチューブのライブ配信で「爆弾発言」をした。
ベネハムさんは、5位を発表する際に審査員たちが明らかに驚いた様子だったと主張した。ベネハムさんは「審査員たちが互いに顔を見合わせて『私たちが選んだ人ではない』と言っているように見えた」として「だから私は『これは順位が不正に操作されたのだ』と思った」と話した。
ベネハムさんはまた、優勝したデンマーク代表のビクトリア・ケア・タイルビさんに関する疑惑も提起した。タイルビさんが大会最終日に少なくとも3人の警護員と一緒にいたが、これは自身が優勝することを知っていたからだというのだ。タイルビさんは、デンマーク人としては初めて、金髪の女性としては20年ぶりにミス・ユニバースの頂上に輝いた。
ベネハムさんは「10日前には結果が決まっていたという話を聞いた」とも主張した。
この発言が物議を醸すと、ミス・ユニバース側は迅速な対応に乗り出した。ミス・ユニバース組織委員会は公式の声明で「最近、ベネハムさんが発言した内容を徹底的に検討した結果、我々の核心的な原則に反していると判断し、ベネハムさんのミス・アルゼンチンのタイトルを直ちに撤回することを決めた」と発表した。組織委は、参加者が多様性と包容性を備え、出身や経歴、信念、経験に関係なく「全ての個人を尊重する」という確固たる原則を守らなければならないと述べた。
組織委は「この決定は慎重に考慮した末に下されたもので、我々はこの措置が組織の健全性と全世界の女性たちの機会を保護するための措置であることを強調したい」と続けた。
組織委がこのように発表したにもかかわらず、ベネハムさんは自身のインスタグラムのプロフィールから「ミス・ユニバース・アルゼンチン2024」という表記を削除していない。
イ・ガヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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