◇大統領警護トップが辞任 警察出頭前に辞表提出
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対する拘束令状の執行を妨害したとして特殊公務執行妨害の疑いが持たれている大統領警護処の朴鍾俊(パク・ジョンジュン)処長は10日、尹大統領の権限を代行する崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政部長官に辞表を提出した。辞表は受理された。大統領警護処は、この日午前に警察に出頭した朴氏が秘書官を通じて崔氏に辞表を提出した..
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◇大統領警護トップが辞任 警察出頭前に辞表提出
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に対する拘束令状の執行を妨害したとして特殊公務執行妨害の疑いが持たれている大統領警護処の朴鍾俊(パク・ジョンジュン)処長は10日、尹大統領の権限を代行する崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政部長官に辞表を提出した。辞表は受理された。大統領警護処は、この日午前に警察に出頭した朴氏が秘書官を通じて崔氏に辞表を提出したと明らかにした。朴氏はこれまで2度の出頭要請を拒否したが、3度目で応じた。警察は特殊公務執行妨害の疑いで朴氏への取り調べを行っている。
◇与党の支持率34%・最大野党36% 戒厳前の構図に
世論調査会社の韓国ギャラップが10日に発表した調査結果によると、保守系与党「国民の力」の支持率は前週から10ポイント上がった34%、革新系最大野党「共に民主党」は12ポイント下がった36%で、昨年12月3日の「非常戒厳」宣言前の構図に戻った。尹錫悦大統領の弾劾については賛成が64%、反対が32%だった。韓国ギャラップは「弾劾訴追案が国会で可決された直前と比べ、11ポイントが賛成から反対に移った」と指摘した。
◇非常戒厳関与の司令官ら 軍が解任・懲戒手続きに着手
尹錫悦大統領が宣言した「非常戒厳」に深く関与した軍の指揮官らに対する解任や懲戒の手続きが始まったことが10日、分かった。国防部関係者によると、解任の審議が行われることが個別に通知されたという。解任審議の対象は内乱重要任務従事などの罪で起訴された呂寅兄(ヨ・インヒョン)国軍防諜司令官、李鎮雨(イ・ジヌ)陸軍首都防衛司令官、郭種根(クァク・ジョングン)陸軍特殊戦司令官、ムン・サンホ情報司令官など。国防部はまた戒厳司令官を務めた朴安洙(パク・アンス)陸軍参謀総長など主な指揮官については、懲戒手続きにも着手したと明らかにした。
◇国連 今年の韓国成長率2.2%と予想
国連経済社会局は9日(現地時間)に公表した報告書で韓国の今年と来年の実質国内総生産(GDP)成長率をそれぞれ2.2%と予想した。2024年の成長率は前年の1.4%を上回る2.0%と推計した。国連経済社会局は韓国経済について、半導体関連の輸出が好調を見せた反面、輸入は停滞したと分析した。
◇韓日外相 13日にソウルで会談
外交部は10日、趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官と日本の岩屋毅外相が13日午後にソウルで会談すると発表した。両氏は会談で、韓日関係改善と韓米日協力の重要性を再確認し、協力策を議論する予定だ。韓日国交正常化60周年を迎え、両国関係の発展を模索する中で韓国の政治状況に影響を受けることがないよう協力することを申し合わせると予想される。
聯合ニュース
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