▲3日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対する逮捕状の執行が大統領警護処に阻止されて不発に終わった。そうした中、朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領の弾劾政局時と現在の状況を比較し、からかう「インターネットミーム」(Internet meme=ネットの流行コンテンツ)が話題を集めている。写真=インターネット・コミュニティー・サイトより
【NEWSIS】尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対する逮捕状執行が大統領警護処に阻まれて不発に終わった中、朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領の弾劾政局時と現在の状況を比較し、からかう「インターネットミーム」(Internet meme=ネットの流行コンテンツ)が話題を集めている。
高位公職者犯罪捜査処(公捜処)が3日、尹大統領に対する初の逮捕状執行に失敗した直後、複数のインターネット・コミュニティ..
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▲3日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対する逮捕状の執行が大統領警護処に阻止されて不発に終わった。そうした中、朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領の弾劾政局時と現在の状況を比較し、からかう「インターネットミーム」(Internet meme=ネットの流行コンテンツ)が話題を集めている。写真=インターネット・コミュニティー・サイトより
【NEWSIS】尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対する逮捕状執行が大統領警護処に阻まれて不発に終わった中、朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領の弾劾政局時と現在の状況を比較し、からかう「インターネットミーム」(Internet meme=ネットの流行コンテンツ)が話題を集めている。
高位公職者犯罪捜査処(公捜処)が3日、尹大統領に対する初の逮捕状執行に失敗した直後、複数のインターネット・コミュニティー・サイトに、朴槿恵元大統領が涙を流す写真が掲載された。それらの写真には「それ、早く言ってよ」という短い文が書かれている。
これは、「違法・無効の令状執行は適法でない」と主張して「根比べ」状態に入っている尹大統領を非難するため、令状執行に素直に応じた朴槿恵元大統領を比較対象に挙げているものだ。
昨年12月3日の非常戒厳宣布以降、この他にも尹大統領を風刺する各種ネットミームが多数投稿されている。
これまでには、酒を飲む尹大統領の写真に「何だって? 私が非常戒厳を宣布したって?」というテロップを入れたネットミームがシェアされたり、尹大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人が海外訪問時に大統領専用機で撮った写真に「私は愛のために○○までした」と書き込み、○○を当てさせる質問をして、その答えを「戒厳」と入れたネットミームが投稿されたりしている。
また、1979年12月12日に発生した「12・12事態」(全斗煥〈チョン・ドゥファン〉陸軍少将〈当時〉らによる粛軍クーデター)を描いた韓国映画『ソウルの春(韓国語:ソウレ ボム)』のポスターに、尹大統領の顔を合成した「酔ったみたいだ(同:チュイヘンナ ボム)」などと書き入れたネットミームも拡散された。全斗煥元大統領が窓の外を眺めながら「それ(戒厳令)はそんなふうにやるものじゃないのに…」と言っているネットミームも話題になった。
さらに、尹大統領と朴槿恵元大統領が向かい合っている写真を掲載し、「私も(戒厳は)考えるだけにとどめた」という書き込みや、朴槿恵元大統領が指でどこかを指しながら、尹大統領に「あそこがソウル拘置所ですよ」と教えているように見えるものもあった。
尹大統領の逮捕状の有効期間は7日午前0時に満了となっていた。
公捜処は6日、「前日、警察庁国家捜査本部に、被疑者・尹大統領に対する逮捕状執行を一任する内容の公文書を発送した」と明らかにした。
公文書には「逮捕状の期限を延長するので、警察が執行してほしい」という内容があるという。これを受けて、公捜処は6日中に裁判所に逮捕状の延長を申請した。
警察はその内容について現在、法理上の検討をしている。
公捜処と警察からなる共助捜査本部は3日、尹大統領に対する逮捕状を執行したが、大統領警護処の反発により失敗した。
警察は当時、大統領警護処長などを特殊公務執行妨害で現行犯逮捕しようとしたが、公捜処が阻止したとのことだ。
ファン・ソジョン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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