【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が6日発表した昨年12月末の外貨準備高は4156億ドル(約65兆3500億円)で、前月末より2億1000万ドル増加した。前年同月末に比べると45億5000万ドル減少した。年末時点の外貨準備高は2019年(4088億2000万ドル)以来、5年ぶりの低水準となった。外貨準備高は22年から3年連続で減少したが、減少幅は22年(同399億6000万ドル減)より縮小..
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【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が6日発表した昨年12月末の外貨準備高は4156億ドル(約65兆3500億円)で、前月末より2億1000万ドル増加した。前年同月末に比べると45億5000万ドル減少した。年末時点の外貨準備高は2019年(4088億2000万ドル)以来、5年ぶりの低水準となった。外貨準備高は22年から3年連続で減少したが、減少幅は22年(同399億6000万ドル減)より縮小した。
韓国銀行関係者は「ドル高の影響によるドル以外の外貨建て資産のドル換算額減少や外国為替市場変動性緩和措置など外貨準備高の減少要因にもかかわらず金融機関の外貨預金が増え、準備高の運用収益も増加した」と説明した。昨年12月は急激なウォン安ドル高を阻止するため外貨準備高が為替介入に使われたが、年末に金融機関がドルを韓国銀行の口座に預けたことで外貨準備高は減少しなかった。
項目別では国債や社債など有価証券が前月比57億2000万ドル減の3666億7000万ドル、国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)が1億8000万ドル減の147億1000万ドルだった。
預金は252億2000万ドルで60億9000万ドル増加した。金保有は47億9000万ドルで、2013年2月から変動がない。
韓国の外貨準備高は昨年11月末現在、世界9番目の規模。1位は中国(3兆2659億ドル)、2位は日本(1兆2390億ドル)、3位はスイス(9251億ドル)だった。
聯合ニュース
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