「結婚したら子どもを産むべき」 韓国20-30代の認識に変化

2025/01/25 20:05

「子どもを産むべき」68% 調査開始以来、初の増加

▲2024年12月26日、仁川市弥鄒忽区のアイン病院で、新生児の世話をする看護師。韓国統計庁は同日、2024年10月の出生数が2万1398人で、前年同月比で13.4%増えたと発表した。これは2010年11月以来、約14年ぶりの大幅な増加だ。写真=news 1

 2024年は婚姻数と出生数が1年前に比べて増加傾向にある。そうした中、結婚や出産に対する肯定的な認識の低下も底を打ち、増加に転じた。女性のキャリア断絶や子育て費用が負担になることなどを理由に、結婚・出産を先送りしたり、あきらめたりしてきた20-30代の男女の間で、子どものいる家庭を築こうというムードが広がっているのだ。

 韓国統計庁が昨年12月26日に発表した社会調査の結果によると、2024年5月..

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