資金が産業ではなく不動産に集中する韓国経済、カネの流れも30年前の日本に酷似

2025/01/14 07:00

▲京畿道果川市のマンション団地/オ・ジョンチャン記者

 韓国ソウル郊外の京畿道果川市に住むKさん(59)の財産は、現在住んでいる時価15億ウォン(約1億6000万円)のマンション(面積約30坪)がほとんどだ。そして、住宅を購入する際に銀行から借りた住宅ローンを返済するため、元利合計で毎月300万ウォンずつ返済している。Kさんの家族が持つ金融資産は1億ウォンにもならない。Kさんは「ローン返済で手一杯だが、住宅価格がさらに上昇する期待があるので、家を売っ..

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