【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弁護団に加わっている尹甲根(ユン・ガプグン)弁護士は3日、独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」が尹大統領に対する拘束令状の執行を試みたことに対し「内乱罪の捜査権がない公捜処が軍事機密保護区域かつ警護区域で物理的な力を行使しようとした」として遺憾の意を表明した。
尹弁護士は、警備業務を担う警察機動隊が捜査業務である令状執行に積極的..
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【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弁護団に加わっている尹甲根(ユン・ガプグン)弁護士は3日、独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」が尹大統領に対する拘束令状の執行を試みたことに対し「内乱罪の捜査権がない公捜処が軍事機密保護区域かつ警護区域で物理的な力を行使しようとした」として遺憾の意を表明した。
尹弁護士は、警備業務を担う警察機動隊が捜査業務である令状執行に積極的に加担したことは、1級軍事機密保護施設侵入と特殊公務執行妨害、不法逮捕・監禁未遂罪に当たるとし、厳重に警告すると強調した。
公捜処に対しても、国家捜査機関として法を順守して業務を執行するよう強く要求すると述べた。
尹弁護士はこれに先立ち、尹大統領の弁護団の立場として「(令状執行に)警察機動隊を動員すれば、大統領という『国家権力を排除』し『憲法秩序を乱す』目的で物理的な力を動員した『暴動』であるため、刑法第87条の内乱罪の構成要件に明確に該当する」と主張した。
公捜処はこの日午前、警察の支援を受けて尹大統領の拘束令状執行のため大統領公邸の敷地内に入ったが、大統領警護処に阻止されて見送った。尹弁護士は公捜処と警護処が対峙する中、弁護団の代表を務める金洪一(キム・ホンイル)前放送通信委員長と共に大統領公邸に入る姿が捉えられていた。
聯合ニュース
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