【ソウル聯合ニュース】韓国行政安全部が3日発表した2024年の住民登録に基づく人口統計によると、出生数は24万2334人で、前年より7295人(3.1%)増えた。出生数が前年を上回ったのは9年ぶり。
2024年の死者数は36万757人で前年より6837人増加した。出生数から死亡数を引いた自然増減はマイナス11万8423人で、前年のマイナス11万8881人より減少幅は小さかった。
出生数が9年ぶりに..
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【ソウル聯合ニュース】韓国行政安全部が3日発表した2024年の住民登録に基づく人口統計によると、出生数は24万2334人で、前年より7295人(3.1%)増えた。出生数が前年を上回ったのは9年ぶり。
2024年の死者数は36万757人で前年より6837人増加した。出生数から死亡数を引いた自然増減はマイナス11万8423人で、前年のマイナス11万8881人より減少幅は小さかった。
出生数が9年ぶりに増加に転じたことで、急速に少子高齢化が進んでいた韓国の人口構成が変化する兆しを示したとの見方が出ている。
性別では男児(12万3923人)が女児(11万8411人)より5512人多かった。
2024年の住民登録人口は5121万7221人で、20年から5年連続で減少した。
女性(2571万8897人)が男性(2549万8324人)より22万573人多かった。15年に女性人口が男性人口を1万2966人上回ってから、差は拡大する傾向にある。
住民登録人口の平均年齢は45.3歳だった。男性は44.2歳、女性は46.5歳だった。
年齢別の割合は50代が870万6370人(17.00%)で最も多かった。60代(15.27%)、40代(15.08%)、70代以上(12.94%)、30代(12.93%)、20代(11.63%)、10代(9.02%)、10代未満(6.13%)と続いた。
0~14歳の人口は546万4421人、15~64歳の生産年齢人口は3549万6018人、65歳以上の老年人口は1025万6782人だった。2023年と比べ0~14歳は3.52%減、15~64歳は1.21%減となり、65歳以上は5.41%増加した。
全体に占める割合は0~14歳が10.67%、15~64歳が69.30%、65歳以上が20.03%となり、65歳以上の割合が0~14歳の2倍に迫った。
行政安全部の金敏在(キム・ミンジェ)次官補は「わが国は5年連続で人口が減少したが、9年ぶりに出生登録者数が増加し前向きな変化の兆しがあった」として「出生数増加の傾向が続くよう関係官庁が連携し、育児環境を改善し多角的な支援策を用意する必要がある」と話した。
聯合ニュース
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