韓国製自走砲輸出の隠れた功臣 毎分12発を自動補給する弾薬運搬車「K10」

2025/01/05 11:15

ルーマニア向け自走砲輸出事業でドイツを抑えた「秘訣」 ロボットのようにK9の後端と結合し、自動で弾薬補給 メーカー主導で開発…「一日に数十回の会議、図面修正」 世界最強国の米国も弾薬運搬車の事業化は失敗

▲K10弾薬運搬装甲車(写真左)とK9自走砲(右)。/写真=ハンファ・エアロスペース提供

 ハンファ・エアロスペースのK9自走砲を運用する国が世界的に増える中、K9とパッケージの形態で輸出されるK10弾薬運搬装甲車が輸出の隠れた「功臣」として活躍している。K10は、重さ40キロ相当のK9用155ミリ弾薬をK9に自動供給する役割を担うが、ロボット型の弾薬運搬車両の開発に成功したのは世界でもハンファ・エアロスペースが初めてだ。

 12月25日に防衛関連業界が明らかにしたところによると、ルーマ..

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