▲イラスト=UTOIMAGE
米国で、男児2人を養子にして性的に虐待した同性カップルに懲役100年の刑が言い渡された。
米ジョージア州ウォルトン郡地方検察庁は「ウィリアム・ズーロック被告(34)とザカリー・ズーロック被告(36)が仮釈放のない懲役100年の刑を言い渡された」と発表した。米紙ニューヨーク・ポストなどが23日(現地時間)に報道した。
この事件を担当したランディ・マッキンリー地方検事は「被告人2人は『恐怖の館』を作..
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米国で、男児2人を養子にして性的に虐待した同性カップルに懲役100年の刑が言い渡された。
米ジョージア州ウォルトン郡地方検察庁は「ウィリアム・ズーロック被告(34)とザカリー・ズーロック被告(36)が仮釈放のない懲役100年の刑を言い渡された」と発表した。米紙ニューヨーク・ポストなどが23日(現地時間)に報道した。
この事件を担当したランディ・マッキンリー地方検事は「被告人2人は『恐怖の館』を作り、自分たちの欲望を他の何よりも優先した」「被告人たちはひどく堕落していたが、その力は正義のために戦った人々や被害者たちの力ほどは大きくなかった。この2年間、幼い被害者たちに見た決意は大変なものだった」と述べた。
被害者は2人とも男児で、年齢は現在10歳と12歳だという。被害者たちはそれぞれ3歳と5歳だった2018年、キリスト教系特殊支援機関を通じて両被告の養子になった。捜査当局は、両被告が被害者たちに対し養子縁組直後から性的虐待をしてきたとみている。
同紙によると、裕福だった両被告はアトランタ郊外の同郡でリッチな生活を楽しむ写真を交流サイト(SNS)に掲載し、自分たちの暮らしぶりをアピールしていたという。しかし、表向きは完璧に見えた家の中で、数年間にわたり恐ろしい犯罪行為が続けられていたのだ。
両被告は子どもたちに性的関係を強要し、その虐待の様子を撮影した。そして、他の小児性愛者たちに虐待行為を話し、画像を送っていたことが捜査で明らかになった。
こうしたおぞましい犯行は、両被告のうち1人が2022年に児童ポルノコンテンツをダウンロードしたことが摘発されて明らかになった。捜査官たちが家の内部の防犯カメラ映像などを回収したところ、両被告が子どもたちを性的に虐待している姿が確認されたのだ。捜査官たちは写真・動画・ショートメッセージ・SNSメッセージなどを証拠として確保した。
ウィリアム被告は児童虐待3件、近親相姦2件、児童性的搾取2件など複数の容疑について有罪を認めた。ザカリー被告も児童虐待2件、近親相姦2件、児童性的搾取3件、未成年者売春あっせん3件などについて有罪を認めた。
キム・ガヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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