高齢者に多いというサルコペニア、認知症リスクを60%近く高める

2024/12/26 12:01

 年齢を重ね、骨格筋量を含め筋肉機能が全般的に低下するサルコペニアを患うと、認知症発症リスクが60%近く高まるという研究結果が出た。

 米国メリーランド州ボルチモアにあるジョンズ・ホプキンズ大学のカミヤ・モラディ博士のチームは3日(現地時間)、シカゴで行われた北米放射線学会(RSNA)年次会議で、認知症ではない70代以上の高齢者たちの頭部MRI検査を基に側頭筋の数値と認知症発症リスクの関係を平均5...

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