余命宣告された赤ちゃんがすくすく成長…韓国初の生体肝移植イ・ジウォンさんが30歳に

2024/12/17 11:35

生後9カ月の時にソウル峨山病院で 父親から肝臓の一部移植受けたイ・ジウォンさん

▲イラスト=UTOIMAGE

 1994年12月8日、生後9カ月の赤ちゃんの肝臓の状態が悪化した。肝臓の外側にある胆管が詰まって胆汁が出なくなる先天性胆道閉鎖症の患者だった。赤ちゃんは父親の肝臓の4分の1の移植を受けた。生きている人の肝臓を移植する「生体肝移植」が韓国で初めて成功した瞬間だった。

 ソウル峨山病院は16日、韓国初の生体肝移植手術を受けたイ・ジウォンさん(30)がこのほど、肝移植から無事、30年を迎えたと発表した。..

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