▲韓悳洙(ハン・ドクス)首相。写真=2024年12月11日撮影
【NEWSIS】韓悳洙(ハン・ドクス)首相は違憲論争を招いている韓東勲(ハン・ドンフン)国民の力代表との「韓(悳洙)・韓(東勲)共同国政代行」体制について、韓東勲代表と協議さえしておらず、国民向け共同談話時まで知らなかったことを明らかにした。
これは、韓悳洙首相が11日に国会本会議で行われた「非常戒厳事態に関する懸案質疑」で、野党・祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表による「韓・韓共同運営を協議した..
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▲韓悳洙(ハン・ドクス)首相。写真=2024年12月11日撮影
【NEWSIS】韓悳洙(ハン・ドクス)首相は違憲論争を招いている韓東勲(ハン・ドンフン)国民の力代表との「韓(悳洙)・韓(東勲)共同国政代行」体制について、韓東勲代表と協議さえしておらず、国民向け共同談話時まで知らなかったことを明らかにした。
これは、韓悳洙首相が11日に国会本会議で行われた「非常戒厳事態に関する懸案質疑」で、野党・祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表による「韓・韓共同運営を協議したのか」との質問に対し「誤解が少しあるようだ」とした上で答えたものだ。
曺国代表が「共同運営案は韓東勲代表が先に言ってきたのか」と聞くと、韓悳洙首相は「私は見たこともない」と言った。
曺国代表があらためて、「大統領の権限を引き受けるという文案を見なかったのか。 見てもいないのに(国民向け共同談話の発表を)したのか。声明を読む瞬間まで見ていなかったということか」と聞くと、韓悳洙首相は「見ていない」と答えた。
韓悳洙首相と韓東勲代表は8日に国民向け共同談話を発表したが、韓東勲代表は「非常戒厳宣布による国政混乱収拾のため、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は職から退くべきであり、退陣前まで韓悳洙首相と共に国政に取り組む」と述べていた。
韓悳洙首相は別の談話文で「現在の状況が早期に収拾されるよう全力を尽くす」と述べたものの、代行体制については言及していなかった。
パク・ミヨン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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