【ソウル聯合ニュース】韓国軍が年末ごろに段ボール製無人機(ドローン)の導入契約を終え、来年初めに約100機をドローン作戦司令部に配備することが3日、分かった。
国防部は「国内外での購入を含め、さまざまな方法でドローンの戦力強化を推進している」と明らかにした。
韓国軍は段ボール製ドローンを偵察用として運用し、自爆用としての導入・開発も検討する方針だ。
段ボール製ドローンは製作費用が安く、迎撃が容易で..
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【ソウル聯合ニュース】韓国軍が年末ごろに段ボール製無人機(ドローン)の導入契約を終え、来年初めに約100機をドローン作戦司令部に配備することが3日、分かった。
国防部は「国内外での購入を含め、さまざまな方法でドローンの戦力強化を推進している」と明らかにした。
韓国軍は段ボール製ドローンを偵察用として運用し、自爆用としての導入・開発も検討する方針だ。
段ボール製ドローンは製作費用が安く、迎撃が容易ではないため、費用対効果が高いとされる。段ボールの特性上、レーダーに探知されにくく、ステルス機のような性能を発揮できる。
段ボール製ドローンは、ロシアの侵攻を受けているウクライナが積極的に活用し、経済性と作戦的な性能が証明されたとの評価を受けている。
北朝鮮が11月に開催した兵器の展示会「国防発展2024」でも段ボール製ドローンと推定される機体が確認され、注目を集めた。北朝鮮は同月15日に自爆型ドローンについて報じ、BMWの乗用車を攻撃するドローンを公開した。ドローンの写真にはぼかし処理が施されたが、兵器展示会に登場した機体と同じ形をしていた。
北朝鮮が段ボール製ドローンによる攻撃の可能性を示唆したため、韓国軍も同様の方式で対抗できる戦力の確保に乗り出したものとみられる。
聯合ニュース
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