▲若返りのために毎年200万ドル(約3億円)を投じている億万長者のブライアン・ジョンソン氏は今年4月、交流サイト(SNS)「X(旧ツイッター)」の自身のアカウントに、2018年・2023年・2024年の写真を載せ、6年間にわたる自身の容姿の変化を見せた。写真=「X」より
若返りのために2021年から毎年200万ドル(約3億円)を投じている米国の億万長者ブライアン・ジョンソン氏(47)が顔に脂肪を移植する手術をこのほど受けて、副作用に見舞われたことを明らかにした。
ジョンソン氏は14日、写真交流サイト(SNS)「インスタグラム」にむくんだ自身の顔の写真を掲載した。同氏は「若返りプロジェクトの序盤にカロリー制限をした。一日のカロリーを2500キロカロリーから1950..
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▲若返りのために毎年200万ドル(約3億円)を投じている億万長者のブライアン・ジョンソン氏は今年4月、交流サイト(SNS)「X(旧ツイッター)」の自身のアカウントに、2018年・2023年・2024年の写真を載せ、6年間にわたる自身の容姿の変化を見せた。写真=「X」より
若返りのために2021年から毎年200万ドル(約3億円)を投じている米国の億万長者ブライアン・ジョンソン氏(47)が顔に脂肪を移植する手術をこのほど受けて、副作用に見舞われたことを明らかにした。
ジョンソン氏は14日、写真交流サイト(SNS)「インスタグラム」にむくんだ自身の顔の写真を掲載した。同氏は「若返りプロジェクトの序盤にカロリー制限をした。一日のカロリーを2500キロカロリーから1950キロカロリーに減らしたところ、やせ細ってしまった。特に顔の脂肪がかなり落ちて、やつれて見えるようになった」と書いた。
そして、「こうしたやり方によって生体指標は良くなったが、やつれた顔を見た人々が(同氏の)健康状態の心配を始めた。結局、顔に脂肪がなければどうしようもないという結論に至った」と説明した。その上で、「失ったふっくら感を元に戻そうと、我が(若返りプロジェクト)チームは『ベビーフェイス』プロジェクトを開始した」と述べた。
ジョンソン氏が言及した「ベビーフェイス」プロジェクトとは、太ももや腹部などの部位から自己脂肪細胞を抽出し、これを顔に注入する自己脂肪移植だ。「食事量のコントロールなどで体脂肪が十分でなく、ドナーの脂肪を利用した」と同氏は説明している。
ところが、顔に脂肪を移植してすぐに予期せぬ副作用が発生した。ジョンソン氏は「注射を打たれた直後から顔が破裂しそうになった。前がよく見えないほどで、ますますひどくなった。深刻なアレルギー反応だった」と言いながらも、「1週間後に顔は正常に戻った。次の試みのために計画を練り直している」と語った。
ジョンソン氏は2013年、自身が立ち上げた企業向け決済代行システム「ブレインツリー」を電子商取引(EC)企業「eBay(イーベイ)」に売却して8億ドルを手に入れ、それを財源に若返りプロジェクトを始めた。自身の身体年齢を18歳レベルに戻すため、2021年から毎年200万ドルを投じている。
ジョンソン氏は毎日、数十種類もの栄養補助食品を服用している。また、強度の高い運動を毎週3回実施している。大腸内視鏡検査と磁気共鳴画像装置(MRI)検査を毎月受け、健康管理に努めている。同氏の主治医は昨年1月、「彼の心臓年齢は37歳、皮膚年齢は28歳、口腔(こうくう)の健康状態は17歳相当で、肺活量と体力は18歳に相当する」と語った。
また、昨年5月には自身と17歳の息子、70歳の父親と3代にわたる「血液交換」実験を行って話題を集めた。3人はそれぞれ自身の体から1リットルの血液を採取し、息子の血液から分離された血漿(けっしょう)はジョンソン氏の体に、ジョンソン氏の血液から分離された血漿は父親に輸血された。ジョンソン氏は「父の老化スピードは私の血漿を投与してから25年相当遅くなり、6カ月過ぎた現在でもその水準を維持している」と語った。ただし、40代のジョンソン氏には血漿交換の効果がなかったとのことだ。
チョン・アイム記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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