23年前のサムスン電子の報告書が示唆する教訓【コラム】

2024/11/17 06:00

▲京畿道器興にあるサムスン電子の非メモリー半導体生産施設。/サムスン電子

 半世紀にわたって世界の半導体産業を支配してきたインテルが、ついに公式的に「半導体の代表株」の座から転落した。米国の代表的な株価指数「ダウ平均株価」の銘柄から外れ、その座をエヌビディアに譲ったのだ。インテルと共に30年近く世界の半導体市場を牛耳ってきたサムスン電子も、危機からなかなか脱出できない状態が続いている。専門家らは両社が競争力を失った原因について、技術よりもコスト削減を重視した経営戦略や、..

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