▲ロシアを公式訪問中の北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相とその一行/朝鮮中央通信、聯合ニュース
ロシアを訪問中の北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は1日、ロシアのラブロフ外相との会談で「韓半島情勢はいつ危険な状況になるか分からない」と発言した。今回の外相会談は、ロシアに派兵されている北朝鮮軍の戦場への投入を目前に控え、非常に緊張が高まる中で行われた。
タス通信やスプートニク通信などロシアの国営メディアによると、会談でラブロフ外相は崔善姫外相に「ロシアと北朝鮮の緊密な安全保障協力関係は両国の..
続き読む
▲ロシアを公式訪問中の北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相とその一行/朝鮮中央通信、聯合ニュース
ロシアを訪問中の北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は1日、ロシアのラブロフ外相との会談で「韓半島情勢はいつ危険な状況になるか分からない」と発言した。今回の外相会談は、ロシアに派兵されている北朝鮮軍の戦場への投入を目前に控え、非常に緊張が高まる中で行われた。
タス通信やスプートニク通信などロシアの国営メディアによると、会談でラブロフ外相は崔善姫外相に「ロシアと北朝鮮の緊密な安全保障協力関係は両国の重要な安全保障上の目標達成にプラスになっている」と述べた。これに対して崔善姫外相は「ロシアはプーチン大統領の領導により必ず勝利することを信じて疑わない」「勝利の日まで、常にロシアの同志たちと共にある」と応じた。
崔善姫外相は10月28日に平壌を出発し、ロシア沿海州のウラジオストクを経て30日にモスクワに到着した。崔善姫外相は会談で「米国と韓国は北朝鮮に対して核兵器を使用することを目標に、複数回訓練を行った」と主張した。米軍と韓国軍による北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射対応訓練を念頭に置いた発言とみられる。
崔善姫外相はさらに「この種の挑発的行動は、朝鮮半島(韓半島)の力のバランスがいつ崩壊してもおかしくない危険性を内包している」「金正恩(キム・ジョンウン)総書記は昨日『核対応態勢の改善がさらに求められている』として核武装強化路線を絶対に変更しないと確言した」とも伝えた。
パリ=鄭喆煥(チョン・チョルファン)特派員
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com