▲イラスト=UTOIMAGE
レバノンの首都ベイルートで8階建てのマンションがイスラエルの空襲を受けてあっという間に崩壊する様子がカメラに捉えられた。AP通信などが22日(現地時間)に報道した。
報道によると、イスラエル軍報道官は同日、交流サイト(SNS)のアカウントで建物2棟を攻撃する予定だと明らかにし、近隣住民に避難するよう警告した。これらの建物を標的にした理由については、「ヒズボラ関連施設と近いため」と説明した。
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▲イラスト=UTOIMAGE
レバノンの首都ベイルートで8階建てのマンションがイスラエルの空襲を受けてあっという間に崩壊する様子がカメラに捉えられた。AP通信などが22日(現地時間)に報道した。
報道によると、イスラエル軍報道官は同日、交流サイト(SNS)のアカウントで建物2棟を攻撃する予定だと明らかにし、近隣住民に避難するよう警告した。これらの建物を標的にした理由については、「ヒズボラ関連施設と近いため」と説明した。
それから約40分後、ベイルートのゴベイリ地区にある8階建てのマンションが爆撃を受けて倒壊した。住民たちは事前に避難し、死傷者はいないという。
空襲当時の映像を見ると、建物の下段に爆弾が突き刺さり、マンションがあっという間に崩壊、土煙が上がっている。マンションの崩壊には5秒もかからなかった。
AP通信のビルラール・フセイン写真記者は、イスラエル軍の爆弾がマンションを攻撃する過程をカメラで捉えた。ミサイルが空中を滑空する様子から、マンションの下の階のベランダに落ちる1秒前までが写っている。爆発直後に炎が上がり、煙や残骸(ざんがい)が飛ぶ様子も捉えられた。
フセイン記者はマンションから約200メートル離れた場所にいて、この様子を撮影した。同記者はミサイルが飛んでくる音を聞いて、木の後ろに身を隠したままマンションの方を撮影し始めたという。空襲が行われる数分前には、イスラエル軍が「警告攻撃」と呼んでいる小型の発射体攻撃が2度行われたという。
英国メディア「テレグラフ」は建物を攻撃した爆発物が900キログラム級MK-84航空爆弾だと分析した上で、「一度の爆発で建物全体を崩壊させるため、1階を狙ったとみられる」と報道した。
チェ・ヘスン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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