海上戦力の70%、航空戦力の50%が射程内…中距離ミサイルで中国を包囲する米国

2024/10/22 11:13

米陸軍の「タイフォン」中距離ミサイル部隊 フィリピン配備に続いて日本への配備も推進

▲朝鮮デザインラボ=チョン・ダウン

 米国が今年4月にフィリピン北部のルソン島に配備した中距離ミサイルが、中国の頭痛の種になっています。米国は、フィリピン軍と合同軍事演習を行うという名目で持ち込んだミサイルランチャーを引き揚げず、これまで6カ月にわたり駐屯させ続けているからです。永久駐屯に入るのではないかという話まで出ています。

 タイフォン(Typhon)という名前のこのシステムは、車両を用いた移動式のミサイルランチャーで、最大射程..

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