▲深夜にヘッドライトもウインカーも点けず飲酒運転事故を起こした文前大統領の娘ダヘ氏
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の娘ダヘ氏(41)による飲酒運転事故で、被害を受けたタクシーの運転手とダヘ氏の間で示談が成立したことが16日までに分かった。
ソウル竜山警察署は今月9日、被害者のタクシー運転手に対する事情聴取を実施。警察によると、この日ダヘ氏の弁護士側は運転手に対し、示談のための面会を要請したことが分かった。ダヘ氏側から先に示談金を提示し、運転手は警察に診断書を提出しないことにした..
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▲深夜にヘッドライトもウインカーも点けず飲酒運転事故を起こした文前大統領の娘ダヘ氏
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の娘ダヘ氏(41)による飲酒運転事故で、被害を受けたタクシーの運転手とダヘ氏の間で示談が成立したことが16日までに分かった。
ソウル竜山警察署は今月9日、被害者のタクシー運転手に対する事情聴取を実施。警察によると、この日ダヘ氏の弁護士側は運転手に対し、示談のための面会を要請したことが分かった。ダヘ氏側から先に示談金を提示し、運転手は警察に診断書を提出しないことにしたという。ダヘ氏は弁護士を通じ「余裕がなくて申し訳ない」という趣旨の直筆の手紙を渡したことが分かった。
タクシー運転手は16日、あるメディアとのインタビューで「(ダヘ氏は)ものすごく酒のにおいがしていて、目が開かないほどだった」「私が(事故の状況について)『どうしましょう?』と尋ねると『どうしたらいいですか?』と聞き返してきた。会話が成り立たないので警察に通報した」と話した。現場付近の監視カメラ映像には、事故の後に運転手が近くの派出所に向かって走っていく姿が映っている。運転手は「事故当時、ダヘ氏の車は時速40-50キロぐらいのスピードが出ていた」「私の車じゃなくて人にぶつかっていたら大変な事故になるところだった」と話した。
警察はダヘ氏側と被害者の調査日程を調整している。警察はダヘ氏と一緒に酒を飲んでいた同行者についても参考人聴取を検討している。事故当時、ダヘ氏の血中アルコール濃度は免許取り消し基準(0.08%)をはるかに上回る0.149%だった。
ソ・ボボム記者、カン・ウソク記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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