▲イラスト=UTOIMAGE
50代の男性が、実際の年齢や結婚しているかどうかを隠して20代の女性と交際したものの事実が発覚して絶縁を告げられるや、女性をストーキングして罰金刑を言い渡された。
法曹関係者が9日に明らかにしたところによると、春川地裁原州支部刑事1単独の金度亨(キム・ドヒョン)部長判事は、ストーキング犯罪の処罰等に関する法律違反の罪で起訴されたA被告(50代男性)に対し罰金500万ウォン(現在のレートで約55万..
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50代の男性が、実際の年齢や結婚しているかどうかを隠して20代の女性と交際したものの事実が発覚して絶縁を告げられるや、女性をストーキングして罰金刑を言い渡された。
法曹関係者が9日に明らかにしたところによると、春川地裁原州支部刑事1単独の金度亨(キム・ドヒョン)部長判事は、ストーキング犯罪の処罰等に関する法律違反の罪で起訴されたA被告(50代男性)に対し罰金500万ウォン(現在のレートで約55万円。以下同じ)を言い渡した。また、40時間のストーキング犯罪再犯予防プログラムの受講を命じた。
被告は、付き合っていたものの別れた20代女性Bさんから「これ以上連絡しないでほしい」という要求を受けたにもかかわらず、昨年12月30日午後4時25分から今年2月12日午前10時までの2カ月間に、25回にわたりショートメールを繰り返し送信してストーキングをした罪で起訴された。
起訴状によると、被告は自分の年齢や結婚しているかどうかを隠してBさんと交際した。被告はBさんに、自分の年齢を実際より23歳も低く伝えていた。後になってこのことを知ったBさんは、被告に絶縁を告げ、これ以上連絡しないでほしいと伝えた。しかし被告は引き続き連絡し、Bさんは不安感または恐怖心を抱くようになった。
金部長判事は「被告人の行為により被害者が受けた精神的被害は相当なものだったとみられ、被害者は被告人の厳罰を嘆願している」としつつ「ただし、同種の前科や罰金刑を超過する前科がない点などを考慮して刑を定めた」と判示した。この事件は、検事が求刑した罰金300万ウォン(約33万円)を上回る罰金刑が言い渡された。被告人と検事はどちらも控訴せず、一審の判決が確定した。
ソン・ドクホ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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