エアコン中毒社会・韓国が失ったもの【寄稿】

2024/09/28 17:05

▲イラスト=朝鮮デザインラボ・Midjourney

 猛暑と熱帯夜に悩まされた今年の夏も、そろそろ終わりを告げようとしている。暑さを乗り切ることができた立役者は、ほとんどの場合でエアコンだ。しかし、数日後にはその代価を支払わなければならなくなる。8月の電気料金告知書に盛り込まれた「膨大な冷房費」のことだ。それでも幸いなのは、政界が「電気料金ポピュリズム」に陥っているということだ。電力産業の構造的な問題にはそっぽを向いたまま、歴代の全ての政権が電気料..

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