開校20年を迎える脱北青少年向け学校、歓迎ではなく忌避する韓国社会【9月24日付社説】

2024/09/24 14:05

▲ソウル市江西区の脱北民代案学校「黎明学校」の廊下には「統一すれば学校を作りたい」「誰もが幸福な国を作りたい」など統一について生徒たちが書いた言葉が掲示されている。9月12日撮影。/チャン・リョンソン記者

 北朝鮮から逃れてきた脱北青少年のための代案学校(オルタナティブスクール)「黎明学校」が今月27日に開校から20年を迎える。言語や文化の問題で一般の学校に適応できない脱北民の中高生たちを支援するため、23の教会が協力してソウル市冠岳区奉天洞の商業ビルに20年前に開校した。その後は紆余(うよ)曲折の末2回移転し、現在は昨年8月に江西区の廃校した小学校跡地で臨時運営されている。ところがこの廃校には近く..

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