義兵なのか、盗賊団なのか…ソウル西大門殉国先烈追念塔「義兵処刑像」に描かれた義兵の実像に迫る(下)

2024/09/18 09:00

不十分な検証が生んだ混沌…西大門殉国先烈追念塔

▲1907年8月10日、フランスの「イリュストラシオン」誌に載った銃殺刑の写真

■歪曲の始まり、国史編さん委

 原本の写真からも当時の法律的環境からも、写真の中で処刑された人々は雑犯だ。この面々を義兵だと断定したソウル市や、解放後これまで疑いなしに義兵だと主張してきた韓国の国史学界には、真実が何であるかを調べる義務がある。解放後、この写真を「日本軍による義兵処刑場面」だと最初に主張した国家機関は、国史編さん委員会(国編委)だった。国編委は1966年12月、単行本『韓国独立運動史..

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