【TV朝鮮】(アンカー)北朝鮮住民が水害の被災地で素手で復旧作業をしている様子を報道しましたが、水害復旧現場には30万人の青年たちが動員されたといいます。蒸し暑さの中で、ろくな装備もなく、素手で作業をしていました。その様子をキャッチした動画を、イ・チェヒョン記者がお伝えします。
(記者リポート)
先月末、水害で堤が崩れた北朝鮮の鴨緑江沿いで、青年たちが壁を築いています。
「社会主義はわれわれの生命」..
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【TV朝鮮】(アンカー)北朝鮮住民が水害の被災地で素手で復旧作業をしている様子を報道しましたが、水害復旧現場には30万人の青年たちが動員されたといいます。蒸し暑さの中で、ろくな装備もなく、素手で作業をしていました。その様子をキャッチした動画を、イ・チェヒョン記者がお伝えします。
(記者リポート)
先月末、水害で堤が崩れた北朝鮮の鴨緑江沿いで、青年たちが壁を築いています。
「社会主義はわれわれの生命」
宣伝歌のリズムに合わせて急いで石を運んでいます。
廃虚と化した村には、4400世帯の住宅再建に乗り出した白頭山英雄青年突撃隊、平壌市旅団など青年団体の旗が立てられました。
男性たちは、骨組みだけが残る建物の屋上で、安全用の装備もなくハンマーを振るっています。
髪を短く切った女性たちは担架を使って、崩れた建物の残骸を運んでいます。
重装備の代わりに、「大災厄が襲った場所を別天地に変えよう」という文言が記された壁画やポスターだけが見えます。
ある対北消息筋は「装備が足りず、青年たちの精神力と人力だけに頼って復旧している」と伝えました。
北朝鮮は、青年30万人が被災地に集結したと公表しましたが、朝鮮中央テレビは、青年たちは暑さの中、テントで過ごしていると伝えました。
(朝鮮中央テレビ/8月28日20時報道)
「人生の最も貴重な青春の時期を人民の福利増進のための栄誉ある闘争にささげている…」
北朝鮮は先月の韓米合同演習の期間に大きな反発や挑発を行いませんでしたが、韓国政府の関係者は「水害問題などさまざまな要因があるものとみている」と語りました。TV朝鮮、イ・チェヒョンがお伝えしました。
(2024年9月1日放送 TV朝鮮『ニュース7』より)
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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