▲イラスト＝UTOIMAGE

　中国で母親と幼い息子が旅客機の機内で「エコノミークラスは狭すぎる」と騒ぎだし、離陸が1時間遅れる事態が発生した。

　香港サウスチャイナ・モーニングポスト（SCMP）が26日に報じた。それによると事件は今月15日、中国南西部の重慶発の旅客機で発生した。

空いて

　当時離陸の準備をしていた旅客機の中で、エコノミークラスに座っていた幼い男の子が母親に「席が狭すぎる」と泣きながら通路に立ち上がった。

　客室乗務..

▲イラスト＝UTOIMAGE

　中国で母親と幼い息子が旅客機の機内で「エコノミークラスは狭すぎる」と騒ぎだし、離陸が1時間遅れる事態が発生した。

　香港サウスチャイナ・モーニングポスト（SCMP）が26日に報じた。それによると事件は今月15日、中国南西部の重慶発の旅客機で発生した。

空いて

　当時離陸の準備をしていた旅客機の中で、エコノミークラスに座っていた幼い男の子が母親に「席が狭すぎる」と泣きながら通路に立ち上がった。

　客室乗務員は母親に子供を座席に座らせるよう要求した。すると母親はこれを無視し、逆に息子をファーストクラスに行かせた。母親はファーストクラスが空いているのを確認し「席が空いているのでそのまま座らせてほしい」と要求した。

　乗務員らは座席に戻るよう説得したが、母親は聞く耳を持たなかった。様子を見ていた他の乗客らは母親と息子に「飛行機から降りろ」「時間を無駄にするな。すぐ降りろ」と抗議した。最終的に旅客機は1時間遅延したが、その後母親と息子が再び席に戻ったか、あるいは処罰を受けたかは伝えられていない。

　現場の様子を撮影した動画はネットで広がった。この動画に中国国内では「刑務所には空席がたくさんあるよ」「子供が悪いのではない。親の間違った教育が子供をあのようにした」「他の乗客に迷惑をかけたことの責任を全面的に負うべきだ」などのコメントが相次いだ。

チョン・アイム記者

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

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