プッチーニのオペラ『蝶々夫人』になぜ日本国歌「君が代」が出てくるのか

2024/08/20 11:35

開港期の日本の長崎が舞台 芸者になった弱小国の少女の歌

▲写真=UTOIMAGE

 韓国の公共放送局KBS放送が、光復節当日の0時に日本を舞台とするプッチーニのオペラ『蝶々(ちょうちょう)夫人』の公演実況映像を放送した後、論争が起きた。このオペラの第1幕に、日本の国歌「君が代」が登場するからだ。イタリアの作曲家プッチーニのオペラに君が代が出てくる理由は何か。

 1904年初演のプッチーニの『蝶々夫人』は、開港期の長崎が舞台だ。このオペラで描写される日本は、軍国主義や帝国主義の妄想..

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