朝鮮王朝の知識人にとって中華は文明の基準を語る観念だった

2024/08/18 11:15

【新刊】裵祐晟(ペ・ウソン)著『中華、消えた文明の基準』(青い歴史刊)

 「中華」とは、中国人が自国を誇らしく呼んだり、周辺国で中国を敬して呼んだりする言葉でもあり、世界文明の中心という大変な意味であると同時に、中国中心の世界観を指す言葉でもある。ソウル市立大学国史学科教授の著者は、中華を「高麗末から大韓帝国に至る韓半島の主流的思考方式」と推定した。中華と事大主義のどちらも、その時代を生きていた人々..

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