▲写真=パク・サンフン記者
今月1日にソウル市中心部の市庁駅前で乗用車が逆走し、多数の死傷者を出した事故について、事故を起こした車を運転していた68歳の男が30日、警察に身柄を拘束された。
ソウル中央地裁の金錫範(キム·ソクポム)令状担当部長判事は同日、男の令状実質審査を行った直後「逃亡の懸念がある」として拘束令状を出した。
男は30日朝に令状実質審査に出頭する際「亡くなられた方と遺族に非常に申し訳ない」と改めて謝罪した。..
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▲写真=パク・サンフン記者
今月1日にソウル市中心部の市庁駅前で乗用車が逆走し、多数の死傷者を出した事故について、事故を起こした車を運転していた68歳の男が30日、警察に身柄を拘束された。
ソウル中央地裁の金錫範(キム·ソクポム)令状担当部長判事は同日、男の令状実質審査を行った直後「逃亡の懸念がある」として拘束令状を出した。
男は30日朝に令状実質審査に出頭する際「亡くなられた方と遺族に非常に申し訳ない」と改めて謝罪した。取材記者の「靴にアクセルの痕跡が残っているが、どう考えるか」との質問に男は「よく分からない」と述べた。
男は今月1日夜9時26分ごろ、高級車のジェネシスG80で市庁駅近くの小公洞ウェスティン・チョソン・ソウル・ホテル前の一方通行の路上を逆送し、9人を死亡させ7人にけがをさせた疑い(交通事故処理特例法上致死)がある。
ソウル南大門警察署は25日、事故の重大性とこれまでの捜査結果を鑑み男の拘束令状を申請した。警察の関係者は拘束令状を申請した理由について「被害者があまりに多いのにその後の対応が進んでおらず、また男が過失を認めていないためだ」と説明した。また国立科学捜査研究院は「男の過失が事故の原因だった可能性が高い」とする鑑定結果を警察に提出している。研究院は詳細な鑑識と鑑定を通じ「男は事故当時アクセルを90%以上踏み込み、またブレーキ操作の痕跡がない」と結論づけた。これに対して男はこれまでの警察の聴取に「車の欠陥による事故」と主張してきたという。ソウル中央地検は26日に男の拘束令状を裁判所に請求した。
パク・ヘヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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