▲イラスト=UTOIMAGE
中国の先端無人偵察機「WZ7」3機が韓国の防空識別区域(KADIZ)に侵入し、離於島北東の海上を飛行したことが30日に確認された。
韓国軍の合同参謀本部は「中国の無人機3機が同日正午前後、2度にわたり離於島北東の韓国と日本のADIZに侵入した」とし「韓国軍は中国の無人偵察機をKADIZ侵入前から捕捉して継続監視し、空軍の戦闘機を投入して必要な措置を実施した」と発表した。
日本の自衛隊も中国の無人..
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▲イラスト=UTOIMAGE
中国の先端無人偵察機「WZ7」3機が韓国の防空識別区域(KADIZ)に侵入し、離於島北東の海上を飛行したことが30日に確認された。
韓国軍の合同参謀本部は「中国の無人機3機が同日正午前後、2度にわたり離於島北東の韓国と日本のADIZに侵入した」とし「韓国軍は中国の無人偵察機をKADIZ侵入前から捕捉して継続監視し、空軍の戦闘機を投入して必要な措置を実施した」と発表した。
日本の自衛隊も中国の無人機侵入を確認して戦闘機を出撃させたと伝えられている。
中国の無人機WZ7は6月26日、史上初となる韓米日3カ国の多領域合同演習「フリーダム・エッジ(Freedom Edge)」が開催された日にも同じ区域へ侵入し、偵察活動を行ったことがある。当時、韓国軍は、KADIZ侵入の主目的を米空母「セオドア・ルーズベルト」の偵察と考えた。
WZ7は高高度無人偵察機で、10時間以上の機動が可能といわれている。韓米日軍事協力が強化される中、けん制の動きを見せているとの解釈が出ている。ただし、韓国軍関係者は「中国のKADIZ侵入はしばしばあったことで、現時点で大きな意味を付与するのは難しいとみられる」と語った。
ヤン・ジホ記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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