2年にわたる水面下の中朝対立が爆発…中国にむげにされロシアに抱き込まれた北朝鮮(上)【コラム】

2024/07/14 11:45

こじれる中朝関係、なぜこんなことに

▲2021年6月、中国・吉林省図們と北朝鮮・南陽の国境地帯の様子。/朝鮮日報DB

 朝中関係が尋常でないことになっている。金正恩(キム・ジョンウン)総書記と習近平国家主席が2018年に中国・大連で一緒に散策したことを記念するために設置された「足跡の銅板」まで無くなった。中国側が、銅板の上にアスファルトを敷いて足跡を消してしまった。朝中首脳の友好の象徴物が除去されるというのは類例がない。新型コロナが終息したにもかかわらず、北朝鮮労働力の中国への新規流入は中断した状態だ。今年1月の..

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