▲京畿・華城東灘警察署/ニュース1
京畿・華城東灘警察署が、虚偽通報を受けて20代男性を性犯罪者と決め付け、強圧的な捜査を行ったとする疑惑に巻き込まれた。警察署長と担当班長を罷免せよという署名運動に市民3万人が加わり、警察署のオンライン掲示板には抗議の書き込みが数千件も載るなど、波紋が続いている。京畿南部警察庁は1日、「これまでに華城東灘警察署女性青少年課が処理した事件を全数調査し、無理な捜査慣行があったかどうか確認することにした..
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▲京畿・華城東灘警察署/ニュース1
京畿・華城東灘警察署が、虚偽通報を受けて20代男性を性犯罪者と決め付け、強圧的な捜査を行ったとする疑惑に巻き込まれた。警察署長と担当班長を罷免せよという署名運動に市民3万人が加わり、警察署のオンライン掲示板には抗議の書き込みが数千件も載るなど、波紋が続いている。京畿南部警察庁は1日、「これまでに華城東灘警察署女性青少年課が処理した事件を全数調査し、無理な捜査慣行があったかどうか確認することにした」と発表した。
この事件は6月23日、ある50代の女性の通報から始まった。通報者は同日午後5時10分ごろ、華城市内のマンションにおいて、ジムの隣の女性用トイレで、用を足している自分の姿を男がのぞき見て性的行為に及んだと通報した。女性は警察の事情聴取で、20代男性のBさんが犯人だとした。警察は防犯カメラの分析などを通して、Bさんを強制わいせつの容疑で立件し、捜査に乗り出した。Bさんは「女性用トイレに入ったことはない」として容疑を否認したが、警察は一貫してBさんを犯人と断定するかのような態度だったという。当時、警察官は「防犯カメラを調べて犯人と確認された」「それなら、そんなことはないのか?」などと言った。
Bさんがユーチューブのチャンネルに、当時警察官と交わしたやりとりをアップロードしたことで、事件は一気に広まった。「警察が無罪推定の原則を破った」「私も同じような目に遭った」などの批判が殺到した。通報者の女性が6月27日、警察に「病院で処方された薬を大量服用したら、ありもしない話をするときもある」と虚偽通報の事実を自白したことで、事態は逆転した。
華城東灘警察署はBさんの立件を取り消し、1日に女性を虚偽告訴の容疑で立件した。
華城=キム・スオン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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