韓国疾病管理庁「新たな変種インフルエンザが発生したら300日以内に韓国の人口の41.8%が感染」【独自】

2024/06/22 11:10

シンポジウムで対応シナリオ発表「100日以内にワクチン生産システム構築」

▲20日午後、ソウル市中区のホテル「コートヤード・バイ・マリオット・ソウル南大門」でインフルエンザの大流行に備えた対応シンポジウムが開催された。写真はあいさつする韓国疾病管理庁の池栄美(チ・ヨンミ)庁長。写真=韓国疾病管理庁

 韓国疾病管理庁は20日、「新たな『変種インフルエンザ』が出た場合、300日以内に韓国の人口の41.8%が感染し、重症患者数は28万8000人に達する」と発表した。これに対応し、ウイルスの感染拡大を初期に防ぐため、発生初期100日以内にワクチンを生産し、60日以内にワクチン接種を終えるためのシステムを構築するとしている。

 同庁はこの日、「インフルエンザ大流行への備え・対応計画シンポジウム」を開催し..

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