▲イラスト=UTOIMAGE
暴風雨に襲われたロシア・ソチの海岸で、カップルが大しけの海辺に入っていたところ女性が波に飲まれて行方不明になるという事故が発生した。ソチの現地メディアが19日、報じた。
報道によると、今月16日に男女のカップルがソチ・リビエラ海岸で海に入っていたところ、女性が突然波に飲まれて姿が見えなくなった。女性はモデル志望のダイアナ・ベリャエバさん(20)で、リペツク州のウスマニ出身。この日は休暇でソチを訪..
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▲イラスト=UTOIMAGE
暴風雨に襲われたロシア・ソチの海岸で、カップルが大しけの海辺に入っていたところ女性が波に飲まれて行方不明になるという事故が発生した。ソチの現地メディアが19日、報じた。
報道によると、今月16日に男女のカップルがソチ・リビエラ海岸で海に入っていたところ、女性が突然波に飲まれて姿が見えなくなった。女性はモデル志望のダイアナ・ベリャエバさん(20)で、リペツク州のウスマニ出身。この日は休暇でソチを訪れていたという。
アクシデントを目撃した通行人が動画を撮影し、X(旧ツイッター)などネット上で公開した。動画を見ると、2人は手をつないで脛のあたりまで海につかり、激しい波に耐えようと抱き合っている。強い波が何度も押し寄せ、二人はついにバランスを失って転倒する。そこへさらに大きな波が押し寄せ、2人は離れ離れになってしまう。男性は立ち上がったが、女性は波に飲まれて姿が見えなくなった。男性は女性を探すものの、成人男性の背丈よりも高い波が押し寄せるため、救助できなかったという。
女性の家族は現地メディアとのインタビューで「暴風だったがビーチは開いていて、事故当時は周囲に他のリゾート客や救助隊員がいたのに、誰も救助を急ごうとしなかった」と主張した。
この日、ロシアの気象当局は暴風警報を発令し、ソチと周辺地域の天気が悪化していると報告した。市当局はこの日、ビーチなどには行かないよう呼び掛けていた。
救助隊員らは行方不明の女性の捜索に当たり、ボートで周辺海域まで捜索した。救助隊員らは捜索範囲を広げて4日間にわたって作業を繰り広げているが、女性はまだ見つかっていない。ロシアの非常状況警戒部傘下の南部地域捜索救助旅団は「現時点では捜索結果が出ていない。捜索作業は続いている」と説明した。
イ・ヘジン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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