◇医師団体の無期限休診宣言 医療界は「初耳」
大学医学部の定員を大幅に増やすとした政府の方針に反発し、大韓医師協会(医協)が27日から無期限の休診に入ると宣言したことを巡り、医療界では「初めて聞く話」として困惑が広がっている。京畿道医師会の李東ウク(イ・ドンウク)会長は声明で「私を含む16の広域自治体の会長も林賢澤(イム・ヒョンテク)医協会長が(18日の)集会で無期限休診を発表した時に初めて聞いた..
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◇医師団体の無期限休診宣言 医療界は「初耳」
大学医学部の定員を大幅に増やすとした政府の方針に反発し、大韓医師協会(医協)が27日から無期限の休診に入ると宣言したことを巡り、医療界では「初めて聞く話」として困惑が広がっている。京畿道医師会の李東ウク(イ・ドンウク)会長は声明で「私を含む16の広域自治体の会長も林賢澤(イム・ヒョンテク)医協会長が(18日の)集会で無期限休診を発表した時に初めて聞いた」として、意思決定の民主的正当性と手続きの適切性が全く守られていないと批判した。
◇南東沖の石油・ガス開発に「海外石油大手が関心」 開発担当公社
南東部の深海にあるとされる石油・天然ガスの開発事業を統括する韓国石油公社の金東燮(キム・ドンソプ)社長は19日の記者会見で、複数の海外の石油大手が参加の意思を表明しているとして、引き続き事業説明会を実施し、深海探査・開発技術と専門性や資金力を備え、関心を示した企業を対象に投資誘致を行う予定だと説明した。金氏は、5月初めに石油大手1社と接触して秘密保持契約を締結し、探査データの一部を共有する段階まで進んだと説明した。
◇ソウルに今夏初の猛暑注意報 92地域に発令
気象庁は19日午前10時をもって、ソウルをはじめとする内陸にこの夏初めての猛暑注意報を発令した。首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)では仁川市を除く全域に猛暑注意報が発令された。猛暑注意報は、最高体感温度が33度以上の日が2日以上続くと予想される場合に発令される。現在、内陸を中心に全国92の地域に猛暑注意報が出されている。南部地方と済州島では20日から厚い雲が広がり、済州の一部では雨が降って暑さが少し和らぐが、ソウルなどの朝鮮半島中部地方ではしばらく猛暑が続く見通しだ。
◇23年経常収支 対中赤字・対米黒字がいずれも過去最大
韓国銀行(中央銀行)が発表した2023年の地域別国際収支(速報値)によると、昨年の経常収支は354億9000万ドル(約5兆6000億円)の黒字で、22年(258億3000万ドル)に比べ黒字幅が拡大した。取引相手の国・地域別では、米国に対する経常黒字が912億5000万ドルと前年比222億8000万ドル増加し、黒字額は1998年に地域別の経常収支の統計を取り始めて以降で最大となった。一方、昨年の中国に対する経常収支は309億8000万ドルの赤字で、過去最大の赤字を記録した。
聯合ニュース
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