中国の「風向計」・天安門広場【朝鮮日報コラム】

2024/06/17 17:35

▲イラスト=UTOIMAGE

 「内城」と「外城」に分かれた北京で天安門は内城の中心である皇城の正門だった。中国のインサイダーとアウトサイダーを区別する門でもあった。門前の広場は皇族と貴族のもので、外城の民は足を踏み入れることさえできなかった。

 1911年に清朝が崩壊し、天安門広場に民衆が立ち入れるようになった。その時から天安門広場は中国が何を包容しているのかを見る目安となる「風向計」となった。中国初の反封建反帝国主義運動であ..

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