▲写真=NEWSIS
ウラジーミル・プーチン露大統領の2人の娘がロシア経済フォーラムの催し「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)」に姿を現すなど、公の場における異例の行動に関心が寄せられている中、次女カテリーナ・チホノワ氏(37)の過去の韓国との縁が注目されている。チホノワ氏は14年前、韓国海軍予備役将校の息子で元サムスン電子社員との交際説が浮上したことがある。
外信などによると、モスクワ大学の研究団..
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▲写真=NEWSIS
ウラジーミル・プーチン露大統領の2人の娘がロシア経済フォーラムの催し「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)」に姿を現すなど、公の場における異例の行動に関心が寄せられている中、次女カテリーナ・チホノワ氏(37)の過去の韓国との縁が注目されている。チホノワ氏は14年前、韓国海軍予備役将校の息子で元サムスン電子社員との交際説が浮上したことがある。
外信などによると、モスクワ大学の研究団体「国立知的開発基金(NIDF)」の総責任者を務めるチホノワ氏は6日(現地時間)、ロシア技術主権保障に関するフォーラムに映像で参加したとのことだ。
チホノワ氏は2010年前後、ロシアと韓国の両方で話題になった人物だ。韓国海軍予備役将校の息子との熱愛説がロシア・メディアを通じて報じられたためだ。
かつてのチホノワ氏の恋人はサムスン電子モスクワ法人に勤めていた2歳年上のユン氏(当時26)だ。ユン氏の父親が武官として駐ロシア大使館に在職していた1990年代末、ユン氏はモスクワのインターナショナルスクールに通っていた。この時、同じ学校に通っていたチホノワ氏と学園祭をきっかけに親しくなり、交際するようになったという。
2010年12月、韓国のあるメディアがユン氏とチホノワ氏の結婚が差し迫っていると報道した。だが、ユン氏自身とその家族はこれを否定し、プーチン大統領の広報室もこの報道は事実でないと述べた。しかし、両国国民の関心は過熱し、身元が明らかになったことで身辺上の安全に対する懸念が生じ、ユン氏は勤めていたサムスン電子モスクワ法人に退職届を出した。
チホノワ氏は当時、「エカテリーナ・プーチナ」と呼ばれていた。2015年、英紙テレグラフはプーチン大統領の長年の政敵だった政治活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の交流サイト(SNS)「フェイスブック」を引用し、「あるメディアがモスクワ大学の水面下の実力者だと報道したカテリーナ・チホノワ氏はプーチンの娘の仮名だ」として、関連写真を公開した。
チホノワ氏はプーチン大統領とその前妻リュドミラ・シュクレブネワ氏(2014年離婚)の間に生まれた。プーチン大統領がソ連国家保安委員会(KGB)のエージェントをしていた時、当時の東ドイツのドレスデンで生まれたが、「チホノワ」姓は母方の祖母の姓に由来するものだという。プーチン大統領はこれまで、長女マリヤ・ボロンツォワ氏(39)についても次女のチホノワ氏についても自分の実の娘だと認めたことがない。チホノワ氏はサンクトペテルブルク大学を経て、モスクワ大学で物理学と数学の修士号を取った。
韓国人と熱愛説が出たチホノワ氏は、プーチンの長年の友人であり「ロシア・エリートの個人銀行」と言われるバンク・ロシアの主要株主、ニコライ・シャマロフ氏の息子キリル・シャマロフ氏と2013年に結婚し、2018年に離婚した。その後、モスクワ国立大学でさまざまな職責に就き、2020年に人工知能関連研究所の責任者に任命された。
キム・ミョンジン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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