▲文在寅(ムン・ジェイン)前大統領と妻の金正淑(キム・ジョンスク)氏。二人は5月23日に慶尚南道金海市の烽下マウル(村)で開催された故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の15周忌追悼式に出席した。/聯合ニュース
文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は5日、最近問題となっている妻の金正淑(キム・ジョンスク)氏による2018年のインド出張を巡る疑惑について「国の現状を理解すればあり得ない稚拙な言いがかりだ」「見ていて恥ずかしいし情けない」と述べた。
金正淑氏のインド出張を巡る疑惑は、文前大統領が先日出版した回顧録で「令夫人による初の単独外交」と称賛したことが発端になった。今回この疑惑に文前大統領自ら反論した形だ..
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▲文在寅(ムン・ジェイン)前大統領と妻の金正淑(キム・ジョンスク)氏。二人は5月23日に慶尚南道金海市の烽下マウル(村)で開催された故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の15周忌追悼式に出席した。/聯合ニュース
文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は5日、最近問題となっている妻の金正淑(キム・ジョンスク)氏による2018年のインド出張を巡る疑惑について「国の現状を理解すればあり得ない稚拙な言いがかりだ」「見ていて恥ずかしいし情けない」と述べた。
金正淑氏のインド出張を巡る疑惑は、文前大統領が先日出版した回顧録で「令夫人による初の単独外交」と称賛したことが発端になった。今回この疑惑に文前大統領自ら反論した形だ。機内食の費用、訪問に要した費用などを巡る疑惑が相次いだため、与党・国民の力は「金正淑特別検事法」を国会に提出した。
文前大統領はフェイスブックに「大統領夫婦による海外訪問の経費は所管部処(省庁)で予算を編成して執行する。青瓦台(韓国大統領府)は予算の編成や執行には関与しない」「予算や経費に疑問があるなら、所管部処に問い合わせればよい」と指摘した。ここで言う所管部処は文化体育観光部(省に相当)だ。文前大統領は当時の機内食の費用が6292万ウォン(現在のレートで約716万円)とされたことについて「専用機の機内食は一般の旅客機と同じくセットで提供される。特別に高級な食事は注文できない」「韓食セットか洋食セットか、米の飯かパンか程度の選択しかできず、提供された機内食を食べただけの人間に『お前は超豪華な機内食を食べた』などと食ってかかるとは、一体どういう事態なのか」とも主張した。
文前大統領は「妻のインド訪問は妻が望んだことではない」とした上で「文化体育観光部長官が行くことになっていたが、インド側は私が行くことを希望した」「妻でも代わりに行った方がよいという外交当局の度重なる要請を受け、私をはじめ複数の担当者が妻を説得し、押し出される形で行くことになった」などとも説明した。
キム・サンユン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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