「北を称賛」と物議を醸した平壌演説巡り文在寅前大統領「民族の自尊心・不屈の勇気という表現は私が入れた」(下)

2024/05/30 17:00

▲2018年9月19日、当時の文在寅大統領が金正淑夫人と共に、平壌の綾羅島5・1競技場に入場してあいさつしている。/聯合ニュース

■経済制裁を受けている北朝鮮を激励したかったという文・前大統領

 文・前大統領はこれについて「北朝鮮が経済制裁を経験する中で直面しているさまざまな困難と、それに打ち勝つための努力を激励したかった」とし「だから『困難な時節』『民族の自尊心』『不屈の勇気』といった表現を、私が直接入れた」と書きました。また「われわれのメッセージは非核化、核のない韓半島であって、平壌市民に感性的にアプローチしたかった。感性..

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